このブログについて

アドミン

はじめまして。このブログにお越しくださりありがとうございます。管理人のSushiGPTです。

読書が趣味で、生きがいでもあり、ほぼ毎日読書をしていて、読書なしでは生きていけない体になってしまったと思ったら、読書ブログまで開設してしまいました。

この記事ではそんな私やブログの自己紹介をさせていただきます。

管理人SushiGPTのこと

名前の由来

Sushi K + ChatGPT = SushiGPT

Sushi Kは、SF小説『スノウ・クラッシュ』内の日本人キャラで、最初はそれを拝借してSushi Kと名乗っていたのですが、ChatGPTが話題になっていたときに今っぽくてよいかなと思い、SushiGPTにしてみました(笑)

ご参考までに、『スノウ・クラッシュ』はグーグル等のアメリカのIT企業のCEO達に影響を与えたSF小説です。表面はメタヴァース設定や侍ソードを使った戦いでポップですが、中身は言語、歴史、科学、宗教、神話等を扱っていて幅広く濃密。エンタメ性と学術性が両立した名作です。

読書好きになるきっかけ

高校生のときに太宰治さんの『人間失格』を読んで、自分のことが書いてあるような気がして、読書に興味を持ちました。他だと、夏目漱石さんやドストエフスキーさんなど、有名な作家さんの小説を中心にちょこちょこ読んでいました。

でも、本気で読書を好きになったのは、今思うと、山本兼一さんの『利休にたずねよ』がきっかけだったかもしれません。

あの日、女に茶を飲ませた。
あれからだ、利休の茶の道が、寂とした異界に通じてしまったのは。

この二行にやられました。茶の地味なイメージがセクシーなものへと大転換。このときの感動が忘れられなくて、また味わいたくて、今でも色々な本を読み漁っているのかもしれません。

利休にたずねよ:あらすじ・感想・考察 山本兼一
『利休にたずねよ』とは? 『利休にたずねよ』は山本兼一さんによる歴史小説で、戦国時代~安土桃山時代に活躍した茶人・商人の千利休を主人公にした作品です。 本作は2006年から2008年にかけて月刊『歴史街道』で連載され、2008年に刊行、同年...

もう1冊。「小説」を好きになるきっかけは、村上春樹さんの『風の歌を聴け』でした。この作品は「名刺代わりの小説10選」に含めました。

名刺代わりの小説10選、ノンフィクション10選

私の人格形成に影響を与えた本、私の人生経験や現在の価値観に合う本という視点で選びました(好きな本10選、おすすめの本10選ではありません)。

あれこれと自己紹介するより、これらの10選を見ていただいた方が、早いかもしれません(笑)

名刺代わりの小説10選
私の人格形成に影響を与えた本、私の人生経験や現在の価値観に合う本という視点で選びました。 (好きな本10選、おすすめの本10選ではありません) アルジャーノンに花束を、ダニエル・キイス アルジャーノンは脳手術の動物実験で天才になったマウスで...
名刺代わりのノンフィクション10選
私の人格形成に影響を与えた本、私の人生経験や現在の価値観に合う本という視点で選びました。 (好きな本10選、おすすめの本10選ではありません) 胸懐、TAKURO 「永遠なんてない」の書き出しで始まる、GLAYのリーダーTAKUROさんの物...

このブログのこと

ブログを始めるきっかけ

読書記録のつもりでX(旧ツイッター)を始めたところ、書きたいことが次々と溢れてきて(感動した作品ほど長文になりがち…笑)、Xでは文字数が足りなくて、ブログを開設することにしました。

特にきっかけになったのは、スコット・フィッツジェラルドさんの作品を本気で読み込んだときです。せっかくここまでやったことを、記録せずに忘れていくのはもったいない、どこかに記録したい、という想いが沸いてきました。

そうして完成した記事がこちらです。

スコット・フィッツジェラルドの全長編&短編集を原書で読んだ感想・考察
感想・考察の根拠には、スコット・フィッツジェラルドさんのエッセイや手紙、ヘミングウェイさんの視点、映画、ドラマなど、アクセスできるものを可能な限り利用しました。

ブログ名の由来

ブログ名「ブックアカデミア」は、GLAYさんの2020年の曲『ROCK ACADEMIA』をもじりました。

RockとBookで響きが似ているし、この曲好きだし。それに、本を読む行為は学ぶことの象徴みたいなところもありますから、アカデミア(学界)というワードは、読書ブログに合うと思いました。

ブログの目的

死ぬまでに読みたい300冊

最近はもうおじさんの年齢になり、自分の人生の残り時間と、まだ読めていない膨大な数の本とのギャップに焦りを感じています。

そこで、これから読む本に優先順位をつける意味で、リスト化したいと思いました。

また、目標を公言する効果に似て、ブログにすることで読みたい本を読み切る力になるかもしれないことも期待しています。

このリストは次とも関連します。

世界文学300選

厳しい状況が続く出版業界の中でも世界文学のパイは小さく、このままでは私たちが読める世界の名著が少しずつ減って行ってしまいます。

そんな世界文学の翻訳はビジネスとしてはコスパが悪く、良い本を日本の読者に届けたいという想いだけで成り立っているように見えます。関係者の皆様には感謝しかありません。

そんな世界文学業界を少しでも応援し、増刷や復刊の後押しをしたい、この業界を衰退させてはいけない、という想いも込めて、世界文学300選というリストを作りました。

微力ながらこのブログが世界文学業界の応援になればいいなと思っています。

世界文学100選 ~100の国・地域から~
この世界文学100選は100の国・地域から1冊ずつ選んだものです。 世界文学〇選などと言うとき、たいていは欧米文学〇選みたいになることに疑問を感じ、もっと世界全体をカバーできないかと考えました。 ただ、1つの国・地域から1冊なので、名作の多...

キャッチャー・イン・ザ・ライ

Happily, some of them kept records of their troubles. You’ll learn from them – if you want to. Just as someday, if you have something to offer, someone will learn something from you. It’s a beautiful reciprocal arrangement. And it isn’t education. It’s history. It’s poetry.
幸いにも、彼らの何人かは悩みの記録を残してくれている。君は彼らから学ぶことができる – もし君が望めばだけれどね。同じようにいつか、もし君に何か人に与えられるものがあれば、誰かが君からそれを学ぶだろう。これは美しい相互援助だ。教育じゃない。歴史だ。詩だ。

個人的に『キャッチャー・イン・ザ・ライ』のここが好きなのですが、これもブログをやる理由になるかなと思っています。

自分の悩みなんか誰かが経験済みで記録も残ってる。ウジウジしてるのは時間の無駄。本を読もう/聴こう、動画を観よう、検索しよう、AIを使ってみよう、人と話そう、旅に出よう。それを発信すれば誰かの助けになる。美しい相互援助の関係。

自分が人に何かを教えてあげられるほどの人間だとは思っていないので、基本的には自分のためにやるわけですが、どこかの誰かがこのブログで、何かを学ぶ可能性もゼロではないわけで、そうなったらいいなという想いも密かに抱えつつ、このブログをやって行きたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします!

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