アメリカ

ライ麦畑でつかまえて:登場人物を英語原文+和訳で紹介 J.D.サリンジャー

『ライ麦畑でつかまえて』の登場人物 ホールデン・コールフィールド:本作の主人公、17才(サリンジャーを投影) 髪の右半分が白髪 I'm six foot two and a half and I have gray hair. I rea...
中国

三体3部作:全体の感想・考察(劉慈欣の言葉、死神永生の英訳の謎など)

三体3部作(三体、黒暗森林、死神永生)は、近年の読書で一番面白いと思った作品でした。 第1部『三体』は今振り返ると前振りでしかないのに、最初から異次元の面白さですぐにハマりました。 第2部『黒暗森林』はいよいよ地球文明vs三体文明の対決が本...
中国

三体Ⅲ死神永生:あらすじ・登場人物・感想 劉慈欣

この記事は↑のまとめ記事から切り出した個別記事です。 あらすじ 終末決戦から半世紀後、黒暗森林理論の抑止力によって、地球文明は三体文明と難しいバランスを保ちながら共存していた。地球文明は三体文明から科学技術を、三体文明は地球文明から文化芸術...
中国

三体Ⅱ黒暗森林:あらすじ・登場人物・感想 劉慈欣

この記事は↑のまとめ記事から切り出した個別記事です。 あらすじ この宇宙は無数の肉食動物が生息している森林のようなもの。他者の存在は自身の生存への脅威で、自文明の居場所を明らかにすることは他文明に餌のありかをさらすこと。地球文明はその存在を...
中国

三体:あらすじ・登場人物・感想 劉慈欣

この記事は↑のまとめ記事から切り出した個別記事です。 あらすじ 1967年、中国、時は文化大革命。葉文潔は父の葉哲泰が紅衛兵に公開処刑されるのを目撃する。父の罪は科学的態度を取り下げなかったこと。この事件が葉文潔と人類の運命を変えることにな...
日本

利休にたずねよ:あらすじ・感想・考察 山本兼一

『利休にたずねよ』とは? 『利休にたずねよ』は山本兼一さんによる歴史小説で、戦国時代~安土桃山時代に活躍した茶人・商人の千利休を主人公にした作品です。 本作は2006年から2008年にかけて月刊『歴史街道』で連載され、2008年に刊行、同年...
日本

金閣寺:あらすじ・感想・考察 三島由紀夫

『金閣寺』とは? 『金閣寺』は三島由紀夫さんの代表作、日本文学史上における最高傑作の1つ、さらには世界的にも高く評価されている名作中の名作です。 1956年の『新潮』で10カ月連載された後、同年に刊行されました。 1950年の金閣放火事件を...
アイルランド

真面目が肝心:あらすじ・原書で読んだ感想・考察 オスカー・ワイルド

『真面目が肝心』とは? 『真面目が肝心』はアイルランドの小説家・劇作家のオスカー・ワイルドさんによる喜劇です。 初演は1895年のロンドンで、作者の絶頂期に発表。そのクオリティーの高さからワイルド劇の頂点とも評されている名作です。 「真面目...
アイルランド

ドリアン・グレイの肖像:あらすじ・原書で読んだ感想・考察 オスカー・ワイルド

『ドリアン・グレイの肖像』とは? 概要 『ドリアン・グレイの肖像』は、アイルランドの小説家・劇作家オスカー・ワイルドさんの代表作かつ唯一の長編小説です。 ざっくりのあらすじ:自分は老いるのに肖像画は老いない、逆だったらいいのに!と強く願った...
アイルランド

サロメ:あらすじ・英語版の感想・考察 オスカー・ワイルド

『サロメ』とは? 『サロメ』はアイルランドの小説家・劇作家のオスカー・ワイルドさんによる、新約聖書を元にした戯曲です。 初演は1896年で初版は1893年(いずれもフランスでフランス語)、英語版は1894年に出版。 初めて日本語に翻訳したの...